マーカー【タロット第7のアルカナ】

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ウェイト博士の、戦車を引く馬の代わりにスピンクスを登場させるという試みは、エリフェス・レヴィによるデザインが最初のものであるようですが、二頭の獅子に引かせた車に乗る女神キュベレの彫像をモティーフに選んだのかもしれません。



※ 女神キュベレ:
オリュンポス12神以前から崇められていた古い月の女神。恋人アッティスの浮気に激怒し、彼を狂わせ、アッティスは自ら去勢したというエピソードがあります。キュベレを奉る祭祀で、人々は意識の高揚が最高潮に達した時に自傷行為に走るとされています。


「タロット象徴事典」の戦車の項では初稿の段階まで、上記女神キュベレについての解説文がありました。この女神の数々の彫像、芸術品が残されています。
画像はwikipediaより。
二頭立ての獅子馬車
(スペイン、マドリード/チベレ公園)
月神キュベレは太陽神の下、獅子に導かれている。太陽と月の描き方も印象的。
バクトリア(アフガニスタン)、紀元前2世紀

マーカー西洋占術における照応関係

ライン
対応ギリシア・ローマ神 ヘリオス Helios(ローマ神話のソル)
エレメント(要素)
惑星
12宮 巨蟹宮
12星座 蟹座
生命の樹 第七の鍵、第十八の小径
曜日 月曜日


マーカー人体:胃、大腸、小腸

 口から入った食物は、胃腸で消化され小腸から体内に吸収され、大腸を通って排泄されます。生きていくために必要な栄養分を摂るための食事は、生物によって日に数回必要とされ、この器官を使用しないで済むという日はありません。体内に入る前は固形だったものを跡形もなく消化する胃酸の力とは驚異的なものです。胃の筋肉は、自律神経によって調節されているため、ストレスなどによってうまく働かなくなることも多くなってきます。女教皇と共に頻出するようであれば、心因性の胃痛などに注意すべきでしょう。また、頭で考えず、食べたい時に食べたいものを胃の中に入れてしまうという食生活が原因で、様々な障害を引き起こしている場合もあるので注意したいところです。

マーカー色彩:銀/明灰色からシルバー・グレーまで

  古来より、銀の輝きは、夜空の月と結びつけられてきました。対して、太陽と関連する色といえば金であり、この太陽・月、金・銀の夫婦を象徴するかのような関係性は興味深いものです。ギリシア神話においては、黄金の竪琴を持つ太陽神アポロンの妹が、月の女神アルテミスであり、やはり対応する鉱物が銀であります。黒の上に灰色のラインを引くと、あたかも銀色に見えるものです。
 灰色は、黒と白との混合からできるため、白か黒かハッキリしない曖昧さの象徴であもります。雨空の色でもあり、憂うつさを感じさせる色ですが、都会的でシャープな印象もあります。メタリック色にすれば、ハードでキレのある印象もかもし出せます。
 このアルカナと対応惑星を同じくする「女教皇」に聖母マリアの白百合に表される白一般を対応させているのに対して、無彩色で白に近いがトーンが暗くなった色としての灰色をこちらのアルカナには対応させます。



マーカー鉱物:珊瑚(サンゴ)

 「女教皇」に対応する月に関連し、真珠の仲間を上げます。真珠同様、正確にはこれは鉱物ではありませんが、代表的な宝石と肩を並べ、聖書や神話にも登場するので皆さんにも馴染みのある石でしょう。旧約聖書のヨブ記の中で、「知恵を獲得するには、珊瑚や水晶、真珠を得るのにもまさる」ことであるという一説があります。珊瑚は、主成分のほとんどが炭酸カルシウムで、腔腸動物の花虫類に属し、海底ではサンゴ虫と呼ばれるもの。石灰質を分泌しながら無性生殖を繰り返して増殖します。採集され宝飾となって人の手に渡る珊瑚は、既に死骸となったものです。多く、地中海で産出され、近隣諸国でカメオとして加工されるのが主流でしたが、現在では日本からの輸入に頼るっている模様。世界各国の間で海と陸を行き来する珊瑚に、熱くも流動的な「戦車」の象徴が見出せるでしょう。

マーカー花:パンジー

アマリリス
分類:ヒガンバナ科ヒッペアストラム属
別名:ナイトスターリリー、バーバードリリー
 正式名称は「アマリリス・ベラドンナ」。学名をヒッペアストラムといい、ギリシア語の「hippeus 騎手」と「astron 星」からなる「輝かしい」が語源。股状に重なり合った葉と、開いた花冠の形に由来するという説があります。水象宮が対応しているので球根から育てる種類、巨蟹宮が対応していることからユリと形が似ているアマリリスを取り上げました。バラやランに次いで花の女王と称されることもあります。色も大きさも様々なタイプがあり、和洋折衷のブーケやアレンジメントにも応用できます。

・その他同科の花
リコリス
和名:彼岸花、ショウキズイセン、夏水仙、マンジュシャゲ(曼珠沙華)
別名:クラスターアマリリス

ネリネ
別名:ダイアモンドリリー


マーカーハーブ(薬草・香草):フェンネル

 古代エジプトにおいてメディカルハーブとして高く評価されていました。和名・ウイキョウで出回っており、聖書の中にも版によっては、この和訳が採用されている場合があります。内臓の働きを良くし、胃腸薬の原料としても使用されているとのこと。香りには精神高揚作用があるので、浴槽に垂らしたり、コロンにして香りを嗅ぐと、気分が晴れやかになりストレス解消にもなるでしょう。乗り物酔い、二日酔いにも効果があり、各種女性障害、更年期、母乳の出を良くするためにも使われます。水象宮が対応しているので、使用法としてはまず精油をポットで焚く方法、入浴剤としての利用法がお勧めです。

マーカー食品:魚類

 
魚、小魚、めざし、しらす干し、海の加工食品など

血や肉を作るたんぱく源であり、骨や歯の組織をつくる重要なカルシウムを多く含んでいます。
 古代エジプトには、魚を象った護符が存在し、アラビアではその繁殖力から、「魚の夢」が吉兆を示すものとして喜ばれました。自然界において、単独では小さく弱き存在でありながら、群れを成して再生する力が注目され、復活、再生のサイクル、永続性を示すものとなってゆきます。ギリシアでは、漁は女性の仕事でありましたが、神官がこれを価値ある尊い仕事であることを理由に女性から取り上げ、男性の役割に振り当てられたということが、ヘロドトスにより伝えられています。キリスト教においては、イエス自身が、救世主精神を象徴する双魚宮と結びつけられ、絵画の中には、聖体の食事のシンボルとして魚が多く登場するなど古来より宗教的な象徴と結びつけられてきたという特徴があります。
ひと頃、軽薄短小化時代と呼ばれた時がありましたが、益々その傾向は強まり、物事は迅速化しています。「待つ、耐える」ことに耐久性がなく、「キレ」やすい現代人が増えているともいわれていますが、イライラして感情に任せて突発的な言動に出るのは、まさにアルカナ「戦車」の逆位置です。食育の観点からはカルシウム不足が指摘されています。その大部分は魚の骨にあるために、週に一度は、小魚を丸ごと食べるような習慣を大切にしていきたいものです。

マーカーアイテム、場所:カー用品、パーティーグッズ、絶叫マシーン、競馬場、スタジアム

 いわゆるラッキーアイテム、ラッキースポットとしてご利用いただけます。