大神ゼウス Zeus

■ギリシア守護神の中の大神 ゼウス Zeus は、ローマに入ってジュピターJupiterと呼ばれるようになります

マーカー神々の概略

ライン

◆ギリシア神話は、その本題に入る前の序章があり、神の系譜をここで抑えておく必要があると促されます。
まず、原初の神・ガイアが、初めに天空神・ウラヌスを生み、巨人族である彼らが融合しながら次々に新たな神を生み出す話から始まります。最後に生まれたのが時の神・クロノスであり、その子供がゼウスであります。

◆ゼウスより前の巨人族・ティターン神族を、ゼウスは打ち破り、大神として頂点に立つのでした。彼が率いる神々の住まうオリュンポスを舞台に、華々しいギリシア神話の数々が幕を切って落とされることになります。

◆クロノスに頭から食べられてしまいそうになる所を、逆に彼を殺害し、兄のポセイドン、ハデスと全領土を分けたというのが、ギリシアのオリュンポスにおける神話の数々の幕開けです。


参考絵画

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ユピテルとティティス

◆巨人族は、ティターン神族とも呼ばれており、タイタンとも発音されています。そのティターン神族のクロノスとレアの息子であるゼウスは、より擬人化された、地上に生きる私たち人間に近い姿で、数々の美術画に登場しています。時には、アトリビュートである、牡牛、牡羊、金色の雨となって、描かれることでも知られています。「エウロペの略奪」など、ナディアのギャラリーもご覧になってみて下さいね。